最高の休日とは?

月食べたパンケーキ。見た目の割に腹にズシリとくるボリュームだった。

一日のどこかに外出の予定があると出発するまで何もできなくなる。

たとえその予定が夜〜夕方で、起きたのが朝10時であろうとも何をするでもなく横になってインターネットをしてしまうのが俺だ。

その上予定を組もうとする瞬間にもう面倒になる。 出発する直前なんて外に出たくなさが最高潮である。 しかし、実際に嫌だなあと思いながらも外に出るとなんだかやる気になってきて改札口に入るころには楽しみにさえなってくる。

だからといって予定がない日に何もかもができるわけでもなく、ゲームもする気分でもないし映画を観る気分でもないし絵を描く気分にもならないしと、あらゆる娯楽から等距離に離れたような怠惰を感じながら、畳に倒れて午後まで過ごすことがある。 先週末はそれだった。

日暮れが近づいてくるとなんとなく家にいるのももったいない気分になり、意味なく街をぶらついた。 そんな週末を過ごすと逆に平日の今日絵を描く気分になったりするから不思議なものだ。

昼行灯と肝心なとき以外に役に立たない人

友人と話していて「嫌いなキャラクターはいるか?」という話題になった。
そのときは思いつかず嫌いな展開として「舞台が個人経営飲食店に固定された物語で物語を動かすために登場する嫌な客」を挙げていたのだが、
今日嫌いなキャラクターのタイプを思い出した。

「昼行灯」キャラである。

正確にいうと「昼行灯」キャラのファンが嫌いなせいで昼行灯キャラが嫌いになってしまった。
なんらかの時事的な話題に対して正論を言うようなニュアンスで使い古されたと思しき「後藤隊長」の漫画の1コマの画像を貼る人が絶えないから読んだこともないのに後藤隊長の好感度がかなり下がっている。

実は有能だがその能力を隠しており、普段を無能を演じている。いざというときには能力を発揮する、というキャラクターが言うことは一見なんてことのないが含蓄のあることが多い(主観)。
そのキャラクター性を借りて含蓄のある感じで反論を無効化するのが本当に嫌だ。

たぶんおれは昼行灯のキャラクターが無能さを演じているという部分がなんだか許せなくて、
特定の状況の以外では本当に役に立たない人のほうが誠実さを感じているのじゃないかと思う。

 スキップとローファー - 氏家くんというキャラクターについて

月初めにスキップとローファーのアニメを全話観たのちに既刊9巻を買って読んでしまった。
スキップとローファーのはじまりはこうだ。

石川県の端の過疎地からT大学を目指すために東京の進学校に通い始めた女子高生の岩倉美津未
東京という大都会に圧倒されて人酔いし、駅の壁に壁に張り付いているところを端正な見た目で優しい同級生の男の子志摩聡介に声をかけられ、入学式の日から遅刻するところを免れる。

学校へ走り出した直後に転倒するなどマヌケな一面を見せる美津未だが、首席合格で新入生の代表であり、挨拶の原稿を忘れたことに気がつくと暗記していたため乗り切るなど優秀なのである。

それぞれこれまで会ったことのないタイプの人に会い、新たな高校生活が楽しみだと中学の友人にそれぞれ高校のことを話す美津未聡介であった……。

と書くと美津未と聡介によるどきどきする恋愛の物語が始まりそうだがそうではない。
そうではないのだ 。

おれの心の中の高校生が平静でいられなくなる

実際はそうでなくもないのだが、決してメインではない。
読者も当事者ではない(掲載誌は青年誌であるアフタヌーンだ)からこそ見えてくる、高校生たちの人間関係がメインである。

あるあるネタとして消費されていない瞬間たち

「こういう瞬間あったわ」という、「あるある」として名前がついていないような瞬間が漫画で描かれる。
「フィクションで描かれる理想的な高校生活」のようにノスタルジーや美化ではない、高校生の現実的で打算混じりの交友関係がそこにあるのだ。
例えば、入学直後でまだグループが固定されていないときにとりあえず全員で机をくっつけて昼食をとる瞬間であったり。
仲良くなろうという名目でクラス一のイケメンである志摩聡介(以下、志摩くん)と男子、彼と仲が一番よい岩倉美津未(以下、美津未ちゃん)を誘ってカラオケに行くような瞬間であったり。

そして、読んでいると次第に20代後半の人格の内側にまだ残っている15歳が受けた古傷がヒリヒリしてくる。
特に氏家くんという人物に。

スキップとローファー7巻〜8巻の展開について言及されます。

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勝利とは敗北までの猶予期間である

この一週間は対人戦が非常に嫌いなおれがスプラトゥーン3のナワバリバトルをひたすらプレイしていた。

理由は今シーズンのカタログ(いわゆるゲームにおけるシーズンのプレイ報酬である)がレベル100になったときにもらえるコスチュームのイチニンバオリがあまりにかわいかったからである。

イチニンバオリ かわいいね

オンライン対戦ゲームとは負ける相手に会うのを待つゲームである

ゲームの対人戦にはいい思い出がない。ひとりプレイでいい成績を残していたゲームで意気揚々と友人に挑んだら惨敗を喫して友だちの前だというのに号泣したことさえある。
これは我ながらあまりにひどい。

幻影旅団を騙る男にやられた瞬間
いま勝率を確認してみたら50%以下だった。50%だからといって順番に勝敗があるわけではなく、偏りが生じる。
自分は1戦ごとにマッチを抜けて入ることを繰り返しているのでチーム実力の偏りはそれなりに均等になっていると考えてもよいだろう。

詳しい戦績をみると4戦続けて勝ったりあとに4戦続けて負け続けたりしている。

この種の対戦ゲームは実力が拮抗するようにプレイヤーを集める。
なので連勝すると実力が評価されてより強いプレイヤーと戦うハメになり、逆に連敗すると逆に勝てる実力相手まで下げれられ続けるワケだ。

それでもおおよそ4~5連勝/連敗以上は続いてなかったので実力拮抗するようにちゃんと調整が効いているようだ。

そうして勝ちが喜べなくなってくる

フウカ

そうなると勝っても別に嬉しくなくなってくる。勝利して上に行くと同じくらい強いやつと戦うことになるのだ。
そして負けるか拮抗するまでこれが続く。これは対戦ゲーム以外の話にもなってくるわけです。

対戦そのものに加えて対戦システムを憎んでいるんだなおれは。

静岡を横断した

箱根の一番高いところ

三島駅

4年前に東京から自転車で実家のある名古屋まで走ろうと(無謀にも)思ったが、台風とかちあって大雨で転んだため静岡の三島駅で断念した。

4年前!?となったのはさておき三島から名古屋まで帰ってみた。

快晴でした

3日かけて三島~静岡市静岡市浜松市浜松市~名古屋を走った。 4年前よりも機材がだいぶよいものになったので距離に苦労はなかったが、実家にMacbookiPadを持っていったせいでリュックサックが重く、肩がひどいことになった。 走行に関係ないものは斤量でしかない。

電車・車・自転車が並んでいるところを撮ろうとしたが電車が行ってしまった。

海が見えるとテンションが上がるが山はつらい。 二日目の掛川あたりで心が折れるかと思った。

浜名湖

自転車はいい。無心で漕ぐと進むからだ。

強さとは…?

先月末にストリートファイター6を買ったので遊んでいる。

対戦で負けるのが苦しい人間なので友達以外とは対戦しない。 だから友達と対戦する以外ではワールドツアーばかりプレイしている。

ワールドツアー

おれ
せっかくなので自分の顔を作ってみた。 そっくりのアバターがファイターたちに弟子入りして振り回されたりしているのは愉快だ。

ワールドツアーでは強さとはなんぞや?というテーマでストーリーが展開される。

右がボッシュ
同時期に弟子入りしたボッシュ君は強さを求める。 ボッシュ君は政情不安定な故郷ナイジャールの反政府組織の一員で、早く力を手に入れたがっていた。 結果、前作からのヴィランシャドルーに近づき、改造されてサイコパワーを手にする。

そしてプレイヤー(おれ)はナイジャールで開かれる格闘大会でとの決着をつけることになるのだが…。

一回戦すら勝てない。

何だこのダメージ量は

一回戦の相手がザンギエフスタイルのプロレスラーだが投げ一撃で1/4体力が削られる。

無慈悲な投げダメージ

これが強さか?