5話自由時間まで

自由時間までです。

今回のご褒美は鍵2つ。

この鍵で開いた学園内の新たな研究教室は天海蘭太郎のものと百田解斗のものだった。

天海蘭太郎の研究教室は彼ががすでに死亡しているため開くことはできず、

百田解斗の研究教室には「ゴフェル計画」の書類(一部黒塗りしてある)が落ちていた。

この鍵で研究教室だけでなく中庭の西側にあった扉も開けることができ、扉の中にはサイバーな庭、

そして「エグイサル」の格納庫があった。

格納庫には整備機械の施設があり、その一つに巨大プレス機が存在感を放っていた。

この巨大プレス機はプレス機の中に生体反応があると自動的に緊急停止するが

超高校級のロボットであるキーボが試してみたところ停止しなかった(そりゃあそうだ)。

このプレス機を使った事件が起きそうな気がする。

少し前に「才囚学園は宇宙に打ち上げられているのではないか?」と考えたことがあったが

この推測は正しいのかもしれない。

施設の規模やホテル、「エグイサル」といった巨大機械があることから

才囚学園は居住できる外惑星を探し、開拓をするための宇宙船なのだろう。

次の日に百田解斗が目下の脅威であった「エグイサル」がいなくなったこと、春川魔姫の研究教室に武器があったことで

モノクマに挑もうと決意する。

勝ち目が全く見えないがどうなるのだろう。王馬小吉が姿を見せないのも気になる。

裏庭の石の裏側に書いてあった「このせかいはおうまこきちのもの」という文字だが、

よく見てみると今まで書いてあった「このせかいは うま もの」と今回足されていた「お こきちの」は筆跡が違うように見えた。

まだなにかありそうだ。