東京と群馬に5日間ほど滞在してきました。
(挨拶)
speakです。
その辺の男子大学生の生活なんて需要があるのかという疑問が出てきているため
更新頻度が非常に低下しています。
夏目漱石の「それから」を読んだんですよ。
あまりにも主人公の代助が現代のニートなので感想を書きたくなってしまいました。
まず、代助はニートなのです(大切なことなので二度言いました)。
ろくに働きもせず理屈だけは一丁前にこねます。
彼いわく、麺麭(パン)のために働くのは、麺麭を得ることに気持ちが集中するため、純粋な、真面目な労働とはいえない、だそうです。そう言って働きません。
その
上父から紹介された縁談も断り、結婚もしません。
加えて、父や兄嫁から生活費をせびります。
代助は過去に友人の平岡と三千代の結婚を斡旋したのですが、あろうことかこの三千代と浮気をしてしまいます。
そのときに夫を捨ててこちらに来ないかと言うのですが、一緒になったあとについては全く考えていないダメっぷりです。
結局は三千代と恋愛したいがために父からの縁談を破談にしたことで、父の怒りを買って勘当され、やっと就職を決めます。
…なんというか、明治の世にもニートって居たんですかね。