最近ぼくは少年、ショタ的なキャラクター意外と好きなのかもしれないと思い始めた。
細田守作品で言うと「サマー・ウォーズ」のカズマや「バケモノの子」の九太。「スプラトゥーン」のインクリングのボーイなんかもそうだろうか。
ここで、ショタという概念をもう少し拡張できるんじゃないかと思った。
「キングスマン」という映画に登場するエグジーというキャラクターを見てそう考えた。
(以下、画像は公式ページから引っ張ってきた)
キングスマンとはイギリスを舞台に特定の国家に属さない、ステレオタイプ的なイギリス紳士の格好をしたスパイたちの組織が活躍する映画である。
スパイ組織の名前も「キングスマン」でコードネームがアーサー王伝説にちなんでいる。
映画前半は殉職した「ランスロット」の枠を埋めるために人員募集がかかり、その枠に入るために訓練をするエグジー(写真左から2番目)の様子が描かれる。
同時に写真右の中年の紳士である「ガラハッド」ことハリー・ハートのスパイアクションのシーンがこれでもかと描かれる。
そして後半、見事スパイとなったエグジーがキングスマンの正装(属するスパイは皆黒縁メガネにスーツなのである)をして活躍をする。
観客は前半の落ち着いたハリーのベテラン中年紳士的活躍をするスーツ姿を見ると後半の七五三のようなスーツ姿を観るのである。
おそらくエグジーはショタには含まれない20代前半なのであるが
まごうことなきショタ感なのである。(文字を大きくしてみました)
バディもので新人とベテランの対比はよくあると思われるが、
それとは異なり同じ服装同じ髪型になるので「ショタ」の本質的部分(たぶん子どもの中に見える大人の男性みたところとか)がはっきりしている気がする。
相対的にショタっぽいもしくは相対的にロリっぽいものの例が他に見つけたらまた書くかもしれない。