主人公の幼馴染・桜井梨穂子さん。食べるのが好き。
主人公の悪友・棚町薫さん。いきなり耳をかじってきたりとやたら距離が近い。
恋愛アドベンチャーゲームをやったことが一度もないなあと思い、最近はアマガミをプレイしてみている。
アマガミ自体は結構前のゲームで2009年にPS2で発売されている。
自分の前知識としては月ノ美兎の配信で綾辻さんルートを見たことがあるが、
それ以外は発売から10年経ったにしては熱心なファンが居ること(アーマード・コアのファンくらい熱心だと思う)と、
キャラクターのなんとなくのビジュアルと性格くらいしか知らない状態だ。
こういうゲームは初めてプレイした感じが大事だろうという信念のもと、情報を調べることなしに進めている。
ただストーリー展開を知ってしまっている綾辻さんルートを避け、
耳をかじってくるらしい(ここだけなんか知っていた)棚町薫ルートに進むぞ~と始めたのだが……。
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桜井梨穂子さんがいじらしい。
主人公とは幼馴染同士なため距離が近すぎ、お互いに恋愛対象として見ていなかったフシがあったが、
中間イベント(おそらくプレイヤーによって色々バリエーションがあるのではなかろうか)をきっかけに互いを意識し始める。
途中で主人公と桜井梨穂子は付き合っている、という噂が学校で流れ、その相談を桜井梨穂子にすると
彼女は困ったような笑顔で
「私とそういう噂立てられるのって困っちゃう?」主人公に尋ねる。
たぶんここで答えを誤ると好感度が下がる。当たり前だ。
ここで「別にかまわないんじゃないかな?」と答えると彼女は笑顔になり、
「せっかくだから、さ。(恋人を)二人同時に見つけられるといいよね。」という。
いじらし~~~~~~~。
あとどこかでイベントに参加できなかったからか棚町薫ルートには進めなかった。残念だ。
ゲームシステムとしては時限式で発生する個別イベントで好感度を底上げしておき、個別の会話イベントで好感度を上げる、という流れである。個別イベントに参加しておかないと個別の会話イベントが発生しなかったりもする。
この時限式のイベントというのが素晴らしい。
きちんとキャラクターのことを考えて時系列で行動しないと好感度は上がらないし、
鍵となるイベントに参加しておかないと会話イベントすら発生しなくなるようだ。
自分のプレイでは桜井梨穂子ルートなのでこのルートだけしかわからないのだが、
おそらく主人公が気持ちに気づくイベントを踏まないと個別ルートに進めないようになっているのだろう。
桜井梨穂子ルートでは屋上で梅原正吉に気付かされるイベントだった。肝心なときは決める男なのだコイツは。
そして会話イベントではちゃんと相手のことに合った話題を選ばないと好感度が爆下がりする。した。
おかげで真面目にやっていたのに綾辻さんと敵対状態になってしまった。
そしてアドベンチャーゲームにはだいたいセーブ・ロード機能があり、アマガミでは「今朝からやり直す」という機能まで
あるのだが、
なるほど、タイムリープものだったり世界線という発想が受け入れられるわけだと思った。昔読んだ本の受け売りに近いのだが。