第一話 非日常編

最初の事件の裁判前の証拠がすべて揃ったのでこの時点で予想をしてみる。

なんと被害者は天海蘭太郎だった。

きっと後から招待が掘り下げていくタイプなのだろう。彼自身についての情報は全然ない。

証拠からわかることは大体こんな感じだった。

登場人物が他の人になりすましていることはない

わざわざ超高校級のコスプレイヤーの設定として実在の人物の服装をすると

アレルギーですぐに別人と分かるという設定が出てきた。

つまり写真に写っている人物は本人である。

生前の天海蘭太郎より先に写真に写った人物は居ない(と思われる)

天海蘭太郎以外は裏口を写した写真と扉を開ける瞬間の写真に写っている。

扉を開ける瞬間のカメラのフラッシュがオンになっていたのだろうか、カメラに気づいた天海蘭太郎がセンサーの電源を切る瞬間も写っている。

他の人物たちは彼の死後に正面口から入るところが写っている。

おれの推理

天海蘭太郎の計算ではコロシアイのタイムリミットが不成立にする手段があったが、

誰かを殺すつもり犯人と主人公たちのカメラのせいで死ぬことになったのではないだろうか。

犯人はどのように天海蘭太郎を殺したのか?

■凶器は砲丸で間違いないのか?

今の所砲丸以外に凶器になりそうなものがA/Vルームの丸めたスクリーンくらいしか無い。

その場合は犯人は獄原ゴン太になる。

■砲丸をどのようにぶつけたのか?

血痕は床にあり、本棚に上に向かって飛び散っている用に見える。

思いつく方法がラジコンヘリ(あるいはドローン)に砲丸を載せて落とすくらいだが、

砲丸を載せられるくらいの浮力があるラジコンヘリやドローンは相当なモーター音がするので

違うのではないかと思う。

入間美兎がドローンを作っていたらしく、動かすのが下手だという事になっているが本当に下手であるかはわからない(証拠がない)。

図書館の裏口、A/Vルームのドアが開いていた疑惑があるためA/Vルームから砲丸を発射したのかもしれないが、

その場合はゴン太はなぜ気が付かなかったのかという疑問がある。

■犯人は誰なのか?

地下一階に居たのは天海蘭太郎、百田解斗、茶柱転子、春川魔姫、夜長アンジー、夢野秘密子、獄原ゴン太。

天海蘭太郎が死亡した直前には

獄原ゴン太はAVルームに鍵をかけて閉じこもっており、廊下〜図書館に最原終一、赤松楓、百田、茶柱

ゲームルームに、春川、夜長、夢野。

1階の食堂に居たのは真宮寺是清、入間美兎、東条斬美、白銀つむぎ。

一人で居たのはキーボと星竜馬(と王馬小吉)

才能的に可能そうなのは入間美兎と東条斬美、キーボ、獄原ゴン太、星竜馬だろうか。

入間美兎とキーボは機械装置による発射、

獄原ゴン太と星竜馬は身体能力での発射だ。

アリバイがないのも獄原ゴン太、キーボ、星竜馬、そして王馬小吉だが、王馬小吉は実行能力がなさそうだ。

条件が2つ重なったのが獄原ゴン太、星竜馬だが獄原ゴン太は見るからに怪しい枠(大神さくらのような)なので

星竜馬だろうか。

■天海蘭太郎はどのようにしてコロシアイ学園生活を不成立にするつもりだったのか?

1. 他殺に見せかけた自殺をする

最初の事件の"クロ"がいないと全員死亡を免れることができるが監禁は続くと思われるのでおそらく違うだろう。

2. 首謀者と何らかの交渉をする

隠し扉を開けた中の、カードキーの読み取り部分に挟んだ埃は残っていた。

しかし、向こう側から開けたのであれば埃は残ったまま扉を開けることができる。

天海蘭太郎が首謀者の出てくるタイミングを知っていたのであれば状況的に起こりうるだろう。

思いつくのはこの2つくらいだが、交渉をする線だろうか。

とりあえずはここまでで学級裁判が終わったタイミングでまた書きます。