シン

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たまには友人のことを書いてみてもいいかなという気分になったので友人について書く。

エヴァ破とQを観に行ったり、突然ハチロクをおれの家に乗り付けてきてラ・ラ・ランドを観に行った彼だ。

2019年のエヴァの特報映像のあとに誘ってみたものの、結局一緒にシンエヴァを観に行くことはなかったが、休職中に実家に帰っていた折に一緒にお酒を飲んだ。

久々に会ったハチロクの彼は顔や髪形は自分の持っているイメージと変わらなかったが、記憶から明らかに横に伸びており太っていた。

開口一番におれがそれを言うと、彼は笑いながら、営業の仕事で平日はお客さんとお酒を飲んで、休日はゴルフをして、そのあとも飲んで、帰ったら家でネトフリをするおっさんみたいな生活をしていたら太ってしまったと言っていた。

一軒目で(居酒屋をはしごするなんて初めてだぜ)店員とチンチロリンをすると量が倍になるハイボールをがばがば飲みながら中学の同級生のこと、最近の仕事のこと、おれが休職していることを話した。

「やっぱり中学・高校の管理教育からの反動でみんな色々なことになってるよ」

「つってもそれが正常で抑えれているほうが異常なんだよ」

みたいなことを話した記憶がある。

二人で会ってもよいくらいの仲で、たまにしか会わない同級生の距離感だとなんでも話せてしまうとおれは思う。利害関係がぜんぜんないので。

ハチロク氏を飲みに誘ったときのLINEでシンエヴァの感想を話していたのだがやっぱり女はクソ(意訳)とか言っていたので気になっていたので聞いてみると、

お客さんにガールズバーに何度も行くハメになり、そういう店に行くとこうなると言っていた。知らない世界があるものだ。

ハイボールをたくさん飲んで阿呆になっていたぼくはハチロク氏と二軒目を探してふらふらしていた。

確か20時をすぎたくらいだったが歓楽街を歩くとこっそり営業している店は全然あった。

この辺だとガールズバーもあるけどどうするかと聞かれたが、知らない女性と会話できる自信が全くなかったのと

休職中でお金が全然なかったので遠慮し、駅から少し外れた、いつもゴルフをした後に使う町中華でお酒と少量の大皿を食べていた。

そうしてハチロク氏のペースに合わせてお酒を飲んでいた結果、揮発する短期記憶だけで自宅に帰り、次の日は二日酔いに倒れることになったのであった。