4話捜査パート終了まで

4話捜査パート終了までやりました。

なんか駆け足な印象。

トリックもたぶんバーチャル空間のプログラム改ざんが主だろうし。

なんとでもなるのであまりテンションが上がらない。

事件概要

被害者は入間美兎。死体に外傷などはみられない。

死因も不明。

バーチャル空間

概要

このバーチャル空間は川を挟んで右側に「館」があり左側に「教会」がある。

「館」から川を渡って「教会」に行く途中に「マップ切り替えポイント」があり、

このポイントを挟むと視界、音が遮断される。つまり「館」側では「教会」側の音は本来聞こえないはず。

このプログラム世界では物体は壊れず、アバターも見た目上は傷がつかない。

しかし、プログラム世界でうけたダメージは現実の身体に反映される(ただ錯覚なので外傷ができるほどではないと思われる)。

アバターに致命的ダメージを受けると本体も死亡する。

■入間美兎による改ざん

上記のプログラム世界のルールに加えて入間美兎が改ざんした形跡がある。

1. 物体がいくつかなくなっている(凶器になりうるものがなくなっている)

しかし入間美兎のアバターの近くにハンマーや携帯電話が落ちており、

入間美兎は消さずにおいた凶器を隠し持っていた疑いがある。

2. プログラム世界には「人」属性と「物」属性があるが入間美兎のアバターは「物」属性に変更されていた

3. プログラム世界は四方を壁に囲まれているがY軸方向(地図では南北方向)めいっぱいに伸びる壁を追加で設置していた

この壁は「人属性以外は通り抜けられる」という設定になっていた。

つまり入間美兎だけがどこに設置されているかわからないこの壁を通り抜けられることになる。

4. 物体の追加

「館」と「教会」の載っている地図は入間美兎がプログラム世界に用意したものである。

なのでぶっちゃけあまり当てにならないのではないかと思っている。

■プログラム世界で起こった通常とは異なる挙動について

・入間美兎の「館」での目撃証言

入間美兎は「教会」の外、白銀つむぎは「館」の食堂に居たが窓から入間のアバターを見ている。

入間美兎のアバターが「教会」と「館」を橋を使わずに移動できることを示唆している。

・「館」から聞こえたキーボの声

最原終一と白銀つむぎは「館」の食堂で「教会」にいたキーボの声を聞いている。

・百田解斗のログアウト

通常「館」のサロンにある電話機でしかログアウトできないが彼は屋上でログアウトしている。

入間美兎がこっそり残しておいたと思われる携帯電話を使ってログアウトさせられたことを示唆している。

アバターのエラー

モノタロウの報告では全員がログインしたときにアバターのエラーが起こっていたらしい。

頭にかぶる装置につなぐケーブルを間違えて刺すと何かしらのバグが起こる可能性があるらしい。

・「館」から「教会」方面に水流があるが落とした橋が「館」側で見つかる

実は昔のゲームみたいに一番右と一番左がつながっていて、左右に壁があるので人は通れないが物だけは通れる、とか考えられないだろうか。

入間美兎の行動について推理

今回の事件は現実世界ではないので何が起こってもよいし、バグが起こっているのでなにが起こるのかも予測不能だ。

そのうえ登場人物たちの行動があまりはっきりしないし行動の証拠がほとんど残っていないので入間美兎の行動について大ざっぱに考えてみる。

■バーチャル空間

入間美兎は間違いなく悪意を持って他の生徒をバーチャル空間に案内している。

道具を隠し持っていたり、有利な状況をプログラムを改ざんして作り出していることが示している。

■死因

死因としては外傷がないためプログラム世界で殺されたため現実の入間美兎も死亡したと考えている。

両手を首に添えているのでプログラム世界で窒息したか絞殺された?

■入間美兎の行動

まず、調査前に橋を落として流す。

その後入間美兎の近くにスノコが落ちていたことから彼女は倉庫のある「館」に行っている。

屋上で王馬小吉と待ち合わせるには屋上で調査中の百田解斗が邪魔になるので

携帯電話で強制的にログアウトさせたものだと考えられる。

時刻としては午前5時17分。

そのあとに入間美兎は「教会」の外に戻っている。

そして何かが激突した音がして、入間美兎のアバターが倒れているのを発見される。

入間美兎の死亡時刻は午前6時30分ごろ。

■彼女はバーチャル空間で誰かを殺すつもりだったのか?

凶器を持ち込んでいたこと、自分だけが通れる壁を作っていたことからたぶんそう。

■大きな物音の正体は?

物理シミュレータでのコリジョン(壁との衝突)で発射されてしまったんじゃなかろうか。

物理シミュレータでは物体同士が重なった瞬間に

重なったものを少し前の位置に戻す方向に速度を足して、元の位置に戻す、

ということで「衝突した」という状況を作り出していることが多い。

この仕組みを利用して重なるはずがないもの同士を重ね続けると、戻す方向に速度が足し続けられて

高速で戻す方向に移動する、というよく知られたバグ(というか仕様上しょうがない挙動)がある。(Havok神で検索すると出てくるかも)

何らかの方法で入間美兎が用意した「物」だけがすり抜けられる壁を利用することで硬い物体を発射したものがなにかにぶつかったのではなかろうか。

追記:

シミュレータは現実世界と物理法則一緒とコトダマに書いてあった。

完全に考察に飽きている。

■入間美兎は壁をどこに設置したのか?

全然わからない。世界の端っことかかなあ。

追記(裁判途中):

追加の壁の設置と言いつつ四方の壁と重ねてもいいらしい。

四方の壁ではなくて縦横がつながっていていてXY軸方向に壁が一つだけあるのが実態で、

Y軸方向の壁1つがものだけすり抜けられたのじゃないかなあと思っている。

音が聞こえたりしたのもそういうこと。