これは数年前に大阪で見つけたやたらマッシブなハリケンレッド(輸入品。たぶんパワーレンジャーの製品じゃなかろうか。)
睡眠に失敗した上になんとなく書きたいことが頭にあるのでブログを書く。
きっかけは何だったかわからないが、
中学くらいに放課後を中古ホビーショップかブックオフに自転車で行きそこで中古品を見て過ごすことを覚えてからは
飽きずに続けている。
中古品ホビーショップはどこに行ってもだいたい1~2年前に流行ったの作品のプライズ品や一番くじ、5~10年前くらいに流行ったアニメグッズやフィギュア、家を掃除したときに出てきたであろう古いものが棚を占めている。
今だと鬼滅の刃のプライズであったり、ワンピースの一番くじ、ごちうさやラブライブ(1期)のグッズだったり、ボカロ系のグッズであったりする。
ハードオフなんかも大学生の住む地域だと家電が多かったり、郊外の住宅街の近くだとだいたい3~5年前くらいの大型の子供向けのおもちゃや年代広めのプラモが山積みになっている。
一度思い立って音楽科のある芸大の近くにハードオフに入ってみたら金管だったり弦楽器だったりよく見る中古ギターばかりのハードオフでなくておもしろかった。
たまにあるが、一番多い漫画の世代が20年前くらいのブックオフの本棚の一面に鉄腕アトムと横山三国志が並んでいたり特定タイトルのアニメのグッズが充実していたりすると
ああ、この地域の誰かが亡くなった / 趣味が終わったのだなあと感慨深くなる。
子供がたくさん遊んだ傷だらけの戦隊シリーズロボや変身ベルト、最近増えた大量の種類の変身デバイス子機が一つ当たり500(税別)で白いプラスチックの収納ケースに地層をなしているのを見るとまるでエンタメの最終処分場のように思えてくる。(秋葉原に最終処分場という名のジャンク屋があったなあと思いだす)
収納ケースを漁りながらこの地域でどれだけの子供がいるのだろうか、この変身グッズが企画、デザイン、制作されて最終的に行きつくのはこの中か、と考えたりする。
一方まんだらけは状態のひどく悪いものをあまりみないからか、きちんとガラスケースの中に納まっているからか
ああプレミアム価格がついているなあと眺めて終わることが多い。
模型を作ったりおもちゃを改造したりするタイプの趣味ではないので中古ホビーショップに入っても欲しいものなど全然ないのだが、時々そういう感慨にふけるために欲しいものもない中古ホビーショップに入るのかもしれない。