旧友に唐突にラ・ラ・ランドを観に行こうと言われたので観に行った。
自分の前後状況、一緒に見に行った人や時間帯などのせいで見事に刺さった。
そうでなくても刺さっただろうが追加効果があった。
おそらくクリエイター・クリエイター志望者にはぶっ刺さる。
アカデミー賞の作品賞を受賞したがとても納得。
観ていて冬(五)年後は全て可能性に過ぎないというひねくれた観かたもできるんじゃないかと思った。
自分の状況とリンクさせてしまった感がある。
オーディション以後は全部可能性にすぎない。未確定の未来。
そう観ると彼女のその後についてまあ映画だしね、とならなくなる。
(観たことないし今後も観ることもないと思うけど)日本の恋愛映画だと男女の出逢い、その発展というところでほげほげやるだろうところが、この映画はミュージカルだからテンポよく終わってしまったのでとてもよかった。
ミュージカルのシーンはたぶん長回し。すごかった。
舞台芝居と映画のいいところどりをしているような映画だった。