全く最近のロックに興味のない僕がライブハウスに行ってきました。
高校の同級生に、一緒にいく予定だった相手が急用で来れなくなったから来ないかと言われたので
「この機会がなかったら一生行くことはないだろうな」とおもったので行ってみたのが発端でした。
ライブ慣れしている友達が二列目に行くのにホイホイとついていった結果…
大変な目に遭いました。
そもそも僕はライブに行った回数が少なく、その上行ったライブはアリーナ席とライブハウスの最後列。
そしてロックバンドのライブなんて初めてです。
開演してすぐにものすごい人が後ろから押し寄せてきました。
飛び散る汗。数分後にはシャワーを浴びたかのように全身ずぶ濡れでした。
長距離走が終わったあとのレベルで汗をかいた人たちが通勤ラッシュ時の山手線の密度で詰まっていると考えてもらえば良いと思います。
特にすごかったのは臭い。何故かこってりとしたスナック菓子のような香ばしい臭いが漂っていました。
男性のほんとにくっせえ!というような臭いとはまた違った、ライブが終わったあとに記事を書いている今でもなお残るくらいの臭いでした。
さてそこの男性諸君。
そんなに混雑しているのなら「やった!バンギャと密着できるぜ」などという希望を抱いているのではないだろうか。
結論から言おう。
男女など全く関係ない。
そもそも最前列に来てたバンギャに可愛い子はいなかっt
周囲に人がいすぎて周りの人が男か女かなど全くわからず、周りは肉の壁に過ぎない上に
女性は背が低く、飛び上がったとき、こちらのアゴめがけて頭突きを食らわせてくる。
そして髪が長いので顔にものすごく当たる。
むしろ近づかないほうが得策だったりします。
最後に守護神のようであったデブを紹介しておく。
実は最前列はパフォーマーに近づけて良いことばかりかというとそうではないようで後ろから押されて、
柵に体が何度もあたって痛い(一緒に行った友人談)らしく、僕は柵に行かないようにしていました。
しかし、ライブも後半戦に差し掛かると体力がなくなってきて人混みに流されるようになり、気が付くと最前列の目の前に。
もはやこれまでか…と思った瞬間、目の前には赤い服を着たデブが。
そういえば開演前からこいつ最前列に居たなと思っていたが、このデブ、微動だにしない。
その大きな身体を活かして人が前に行くのを防いでいる。
最前列に行きたい人にとっては迷惑かもしれませんが僕にとっては良かったです。
勝手にライブ中は心のなかでガーディアンと呼んでいました。
いろいろ書きましたがおおむね楽しかったです。
ただ自分からは絶対に行かなかったであろうけど。