時系列シャッフル

ここでも言及したことのある「それでも町は廻っている」という漫画。

あずまんが大王」とは違い時系列と話の流れが一致していない。

そして基本的に一話完結なので例えば歩鳥(主人公)が二年生のときの話の次の話が歩鳥が三年生のときの話だったりする。

(作者自身が混乱しないようにというのもありそうだが)時系列が分かるようあちこちに時間を示すヒント(?)のようなのがあるのがすごい。

それ町の時系列をまとめているサイトを見ながら漫画を見ていて驚いた。

シーサイド(主人公が働く喫茶店)がメイド喫茶でなくなっていたり、歩鳥がバイトをもうしていないことを示す台詞があったり、伏線ってのは気づかないように張るもんなんだなと感心させられる。

あずまんが大王やその他の学園ものの漫画も同じだが、主人公が三年生から卒業に近づいていくにつれて現実に戻されるというか最終回が近いというか、なんか寂しくなるね。